⑦パリ国立歌劇「トリスタンとイゾルデ」
かなりがっかり。。。
今回のパリのメインイベントは、マイヤーのトリスタンとイゾルデでした。
バスティーユは、ちょっと遠いのが難。
チケットも現地で並んで、前から5列目をゲット
フランス人って、ワーグナー好きわりと多いんですよね。
前奏曲。
最初のチェロの斉奏。
う〜ん。素晴らしい。
重くて、ウェットな音色。
管楽器は、やはり素晴らしいですね。
そして幕が静かに開きます。
大きな画面がふたつ。
海が写出されます。
そして二人の男女の映像に続くのですが、徐々に脱いでいくの。
可愛い女の子の方は良いけど、こでぶの男の方が、だぼぱんつ一丁。
それでも十分見たくないのにパンツに手をかけます。
脱ぐなよ〜。
と念じたのですが、やっぱり脱いじゃいました(-_-)
マイヤー、イゾルデは、期待通りの素晴らしい歌声。
マルケ王も素晴らしい
でも、映像を目立たせるために、出演者は全員安っぽい黒い衣裳。
トリスタンが一番みすぼらしいなんて。。
歌手たちの演技も最低限の動きしかなく、まるでコンサート形式のオペラです。
日本公演は、見ていませんが、パリオペラのピーター・セラーズの演出は、確か絶賛されていたから、
これはきっと好みの問題でしょうが、ビル・ヴィオラの映像、まったく理解出来ません。
検索してみると、映像の力によって作品の本質を炙り出すってあるけど、なんであれが良いのかななあ。
この映像には凄まじい金額がかかっているんですって。
よろよろになって出てきてからカフェご飯(笑)
クロックマダムで〜す。
Opera National de Paris "Tristan et Isolde"
18:00〜23:15
作曲:ヴァーグナー/指揮:S・ビシュコフ/演出:P・セラーズ
〈コーンウォールの騎士トリスタン〉C・フォービス(テノール)
〈アイルランド王女イゾルデ〉W・マイヤー、(ソプラノ)
〈イゾルデの侍女ブランゲーネ〉E・グバノワ、(メゾ・ソプラノ)
〈コーンウォール王マルケ〉FJ・ゼーリヒ、(バリトン)
〈従者クルヴェナル〉A・マルコブルメスター (バリトン)